「今日から新しく入った、栗山さんね。仲良くしてあげてよ。」

みんなから『主任』と呼ばれている、まだ30歳にもなってないような若く見える男性が、私を紹介した。


「じゃ、栗山さんからも一言。」

「はい。えっ…と、栗山瞳です。よろしくお願いします。」



朝の朝礼(?)の時に、初めて他のスタッフを見て驚いた。

はっきり言って、みんな私とは全く違うタイプの人たちのようだった。

ほとんどの人が金髪で、女の人のメイクは濃くて同じように見えた。

私1人、とても浮いている気がした。