それはパチンコ屋のスタッフ。



良平と付き合っていた(と言えるのか分からないが…)時に、1度だけ一緒に行ったことがある。

制服がとても可愛くて、みんな忙しそうだけれど楽しく働いているなぁと感じたのを思い出したのだ。


働くからには、忙しく動いている方が私には合っている気がした。

その方が、仕事の時だけでも何も考えなくてもいいから。

嫌なことも思い出さなくていいから。



両親はギャンブルが大嫌い。

先に言えば、反対されることは目に見えていた。