「瞳、良かったね!こんなの、2人でデートしたいって言ってるのと同じだよ?何悩んでんの?早くOKの返事すればいいのに。」

未央はモテるから、誘われることには慣れているのだろう。

未央は、私が悩んでいるほうが分からないというように、首を傾げた。



「だって、なんて返事をすればいいのか分からなくて・・・。」

いくら返事はいつでもいいと言ってくれてはいるが、さすがに良平も返事を待っているだろう。

あまり長く待たせて、嫌われたくない。



今日の昼までには、未央にも一緒に考えてもらって返事をするつもりでいた。