歌が終わるのと同時にホールの証明がいっせいに消えた。 「え?停電??」 ブツゥゥゥーーーーッ 壊れたような機械の音が響く。 舞台の向かい側の壁に映像が現れた。 翔歌が広いレコーディングルームに一人でいる映像。 「最愛の君に贈ります。」 ツーーッッーーー ジャァァァン アコギの音が響く ゆっくりと翔歌の口が開いた ♪~