「これ……
全部あんたが……?」



あたしはゆっくり頷いた




「美香……」


「はぁ……はぁ……
ちょっと、やり過ぎちゃった……」



あたしは拳を作った。





「美香……
大丈夫?
ケガはない?」



お姉ちゃんはあたしに近寄った。





「はぁ……
平気……
大したこと、ないから」