「そうだよ?
僕は地位と名誉が欲しいんだ」


「自分の地位と名誉のためにそこまでやるなんて……
あなたどーかしてるんじゃないですか?」


「悪いけど……
僕は欲しいものは何としてでも手に入れるタイプなんだ……
そのためなら手段も選ばないよ」



男はそう言ってニヤッと笑った。





「……あなたって、どこまで卑怯な人なの?」