「んなこと分かってんのよ」


「想像するの怖いっす……」


「なんでよ」


「だって、完璧に不良ですよね」


「そうだよ?
地元では一番強かったからね、あたしのこと知らない人はいなかったよ」

「へ、へー……
先輩そんなに強かったんですね……」


「そっ……
毎日色んなヤツ等からケンカ売られてたから」