小悪魔はニコッと笑うと、あたしの手を握り直した。





――――ドキッ



えっ?
なに、今の……
ドキッってなった……
一体……
どーなってんの?
なに……
このドキッって……
やだっ……
あたし、一体どーしちゃったの?
なんか、さっきから変だよ……
こいつのこと、意識してる……
なんで?
どーして?
あたし、ほんとにどーしちゃったの?