「……はっ?
何であんたがここにいる訳?」


「冷たいなー先輩?
仮にも俺は先輩の彼氏なんだからさー」


「勘違いしないでよね?あたし、別にあんたと好きで付き合ってる訳じゃないから」


「分かってますよ」



井上君はあたしの隣りに座った。





「……で、何か用?」



あたしは資料の片付けをしながら呟いた。