「あのさ、あんたも少しは勉強したら?
ただでさえバカなんだから」


「ゔっ……
ヒドいっすよ、せんぱーい……
そんなストレートに言わなくてもいいじゃないっすか……」


「だって、ほんとのことでしょ?」


「先輩……
オレ彼氏ですよ?」


「……だから?」


「もうちょっと優しくしてくださいよー」



小悪魔は唇を尖らせた。