愛の手


「と、とと、とんでもない!!」

めずらしくテンポを乱した。


じっと見てると、仁さんはコホンッと咳払いをした。


「あのゼロクラウンはお嬢のですから……なにかあったらこまるだけで…っ」



そういうことか。

あの白いゼロクラウンがあたしのだから……








……あたしの?