諒の隣の椅子に座ると、ふわっと甘い香りがした。 チラッと諒の顔を盗み見ると、バチっと目があった。 …… 見られてる。 なぜだか心臓は早鐘のように鳴りはじめ、落ち着くことはない。 お昼に諒がキスなんてするからこんなにドキドキするんだ。 まともに顔も見れないなんて…… 諒のせいだよ……