君の瞳に映る色


何度も角度を変えて
キスを交わす。

ようやく、重ねていた唇を
離すと玲の唇が首筋を伝って
下へと降りていく。

身体のラインをなぞるように
動く指が意識を甘く痺れさせた。



「あっ…玲……」



甘い声が部屋に響く。


太陽の光が差し込むことも
今の2人には気にならない。



熱い体温を交換しながら
ひたすらお互いを求め合った。