物心ついた時から、私と竜太はずっと一緒だった。



そして、物心ついた時からこの恋心はずっと変わってない。







「あかね!!帰ろうぜ!!」


今日もまた彼は私のクラスへ迎えに来る。


一緒に帰るのが私たちの日課。




それは嬉しくも残酷でもある時間だった。