「朝だよ、紫奈ちゃん」 部屋にはなぜか美春さん。 「なんで、ですか・・・」 あたしは、また目を閉じる。 「まっ、見てなさい」 なんかいっぱい女将さん。 しかも、壁にかけられた真っ白いドレス。 「・・・・え?」 これってもしかして・・・・ もう1度、目をこする。 やっぱり、壁には真っ白いドレス。 「さっ、じっとしててね~」 あたしを鏡の前へと連れて行く。