バイト先は閉店時間を迎え、お客さんは店内からいなくなった。 賑やかだった店内も、大地と白石さんとあたしだけになると、やっぱり静かすぎて――… 「大地と若林ちゃんって、つきあってんの?」 なんていう質問をされる。 「んー…」 ちょっと大地!! きちんと否定しようよ!! 「つきあってません」 曖昧な態度の大地をよそに、あたしは即座に否定した。 だってヘンな誤解されたくないじゃん。 大地があたしを…… ――…ス、……スキだとしても……っ!!