「美希?大丈夫?」 『ん…大丈夫。』 何回大丈夫って言っても菜穂チャンは私を病院へ連れて行った。 『本当大丈夫だって!』 「あんたねェ…。こういうのは早く病院行ったほうがいいの!」 「西垣さァん?」 「いっといで!」 病院は、キライ。 薬品の匂いがダメ。 臭い、臭い。 「西垣さん?」 『はい?』 「ストレスから来る胃炎ですね。」 『え?』 ストレス? ストレス感じてるのはむしろ愁弥でしょ? 全部一人で何とかしてくれて…。