小さな恋の物語【教習所】

私は自分の状況に戸惑った。



あたしの頭が、先生の腕に包まれてる。



男物の香水の匂いがしてドキドキした。



「日下さん、笑顔がすごくかわいいし、もっと自信持ちな」

「・・・ありが・・と・・・」

「もっと気持ちを明るく持って前向いてみ?」

「うん・・・」

「俺は・・・日下さんの・・・」