★☆次の日☆★

学校に行く途中あの道の場所を思い出そうとしたができなかった

いまにして思うとあの道にいるときの記憶があまり無い

そしてそのまま学校に行った

「ヨウ!勝也」

コイツはこーちゃん
オレの親友だ

「オウ、こーちゃん!実はよー…」

オレは昨日の携帯のコトをこーちゃんに話した

「ふーん、まぁ切ってよかったンじゃね?ところで勝也携帯変えた?」

「えっ!?」

見るとオレの席にあの携帯があった

昨日はあんなに余裕だったオレの心に初めて恐怖が襲う

「ちょっと…コレ昨日の携帯なんだけど」

「えっ!?マジかよ…」

「ヤバいヤバいってコレどーしよ!」

自分でも冷たい汗が出ているのがわかった

「オレも一緒に行ってやるから放課後に捨てに行こうぜ」

少し心が晴れた

しかし本能的に捨てることで解決する気がしなかった