★☆一週間前☆★

「お前にはこれからオレの言うとおりにしてもらう」

「……はぁ?」

(何で見知らぬ人の言うことを聞かなきゃならねーんだよ!)

もう怖さは消え、怒りさえ感じてきていた

だが、電話の向こう側は相変わらず一方的に話してきた

「信じられないだろうが今オレの言うことを聞いていれば、将来につながるんだ」

(何を言われようが絶対に信じるもんか!)

オレは心の中で固く誓っていた