天気はうすぐもり。 ミキの表情も晴れない。 「高校の時もこの辺にぼぉっと坐ってさ。 あの頃のオレと何も変わってねぇな……」 ミキはかすれ声のように弱く笑った。 「ミキさんは、ァタシたちと会った頃からダイブ変わりましたョ。 前は昔のハナシなんてしなかったじゃなぃですか!」 「だな」 ヨースケもナツのコトバにうなづく。 「そうかな……」 ミキは自信なさげにうつむいた。