結構地球に優しいはずの良壱は煙草に火を点けた。 あたしは黙って手を差し出すと、案の定、棒付きキャンディーが渡される。 あたしの方がよっぽど、地球にも他人にも優しいと思った。 夏弥は“恐界連合”の次期トップになる。 今日は夏弥の祝福暴走もあるらしく、夏弥含め殆どが倉庫にいない。 二人だけの部屋で、何をする事もなく。 ただ、ぼーっとしているだけ。 その時、扉が開いた。 「お帰りー。」 「ただいま。」 真っ黒な特攻服に身を包んだ夏弥が見える。