涙があふれた。
世界が霞んでいった。

ただ一人孤独な気がした。
だって、何も見えないから。

霞みゆく世界
その中に私は一人
何かを求めて彷徨った。

寒くて 恐くて 悲しくて…
それでも歩き続けたのは
微かだけれど希望があったから。

いつか、透き通った
透明の世界が見えるのだと
信じて疑わなかったから。

もしも何も見えなくても
微かな光なら見えるんだ。

手を伸ばしても届かないけど
確実に光に近付いているんだ。

だから私は歩き続ける。
自分の為に今、
私は歩かなくてはいけないから。

小さな小さな希望が
大きな大きな未来に変わるから。



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未来には何があるのかな?
たくさんの輝きがあればいいな…

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