がちゃ__

『どちら様でいらっしゃいますか?』
中からでてきたのはおじいさん。

そう足のないおじいさん。

でも私は不気味に感じなかった。

「あのぉ、可奈さんと同級生の咲です」
『あぁ、お話はきいてありました。あなたが咲様でしたか』

どういって中にいれてもらった

『あの階段をあがってすぐ右のお部屋でございます』
そういっておじいさんは消えた_

「可奈~?あけるよ?」

私は悲鳴をあげた。
だってそこには変わり果てた姿の可奈がいたんだもの。

そうしていると
がちゃ__

ドアが開いた。
『あれ?咲じゃないの』

え、嘘。いま私の目の前にいるのは__

そう、まぎれもなく


可奈だったから。



「なんでなんで!!!」
『あ、それね(笑)だれかをびっくりさせるためのロボットよ(笑)』


そうだったんだ。
「びっくりさせないでよ~」






このときに気づけばよかった
部屋の中が以上に臭かったこと。
そして




話していたほうが本当のロボットだということに___