春のポカポカした日差しは少し強くなりだした 6月 私は静まり返る廊下を 歩いていたいた。 この時期はなかなか起きるのに弱くて 近頃遅刻が多いい私は 2時間目が終わるチャイムがなる前にと 上履きのパタパタした音を廊下に響かせながら 小走りをした ガラッ 教室のドアを開けると クラスの視線は一斉に私へと向けられて 「坂本遅いぞ!!」 先生は私に睨みをきかした。