急いで支度をすませ、家を出る。 時刻は、5時半。 急げば間に合う。 私は、タクシーに乗って裕太のところに向かった。 裕太のところに着いたのは、5時55分だった。 セーフ。 良かった…間に合った。 中に入ると、裕太がいた。 「ゆーた!!」 「あ、麻子。ちょっと待っててもらってもい?撮影長引いちゃって」 「うん!あ、撮影見てもいい?」 「あーいいよ」