聞き間違えかもしれない。 でも、二回もそう聞こえるか? 「私は、あなたのことが好きです」 刹那が照れながらそう言った。 「……返事は、今度でいいです。では」 そういって歩き始めた刹那の腕を俺は掴んだ。 刹那はびっくりした顔で振り向いた。 俺は、そんな刹那にキスをした。 そして見つめあい、もう一度長い長いキスをした。 学校のアイドル(女)×普通の子(男子) fin