それからあっという間に時は経って


真っ白な雪の降る冬になった。




「なぁ、今度遊びにいかへん?」



壱は私たちに自然と溶け込んでいた。



莉央が笑っていいよと言うと


壱は笑顔を崩さずに私と智哉に視線を移した。