夜の10時。子供達を寝かせてリビングに戻り時計をじっと見つめた。 慎矢さん…仕事が立て込んでるのよね?だから、ここの所帰りが遅いのよね? 昼間に来た彼女を送って行ったのは…たまたまなのよね…? ダメだわ。私ったら昼間からずっと同じ事を考えてばかりね…。 それから刻々と時間が過ぎ夜の11時半過ぎた頃、慎矢さんが帰宅した。