キッチンへ入りエプロンを着たとたん慎矢さんの携帯が鳴り響いた。 今は前二みたいに仕事用とプライベート用に携帯を分けてない。 「朱里。出てくれ」 「え?わ、私?!」 「ああ。今手が離せない」 確かに慎矢さんは優里のオムツ交換してくれてて手が離せない。 いくら旦那様のでも携帯に出るのは気が引けるんだけど……仕事かもしれないし…。 携帯を手に取ると受話ボタンを押して耳へとあてがった。