『……………………。 美華、あたし……』 「あ! 携帯の充電ない!! ちょっと充電して来る~」 走って行く美華の背中を見つめながらどうしようもない気持ちでいた。 ホームルームが終わると慌てて教室から出ていく美華にあたしもひどく焦った。 慌てて美華を追いかけようとすると、教室の前で思いきり誰かにぶつかった。 『ごめんなさ……直哉先輩!?』 あたしと同じように驚いた顔をした直哉先輩があたしを見下ろす。 「どうしたの、慌てて。」