「今日も超ダリー…。春休みなのにさ、3年生になるからって学校来て勉強して…春休みじゃないっつのー!!」
「だよねー。でもあたし授業なんて聞いてないけど」
隣で愛と真白の話を聞きながら、小さく溜め息を吐いた。
正直、学校があって良かったと思う。
…家にいれば1人だし。
…1人だと莉夜のことしか頭に浮かんでこない…。
「美玲、何ぼーっとしてんだ?また莉夜のこと考えてんのぉ?」
『…ち、違うからっ。てか何言ってんの、有り得ない…てゆーか馬鹿じゃ「はいはい♪照れないのっ♪」
むかつく…
目の前にいるまにやにや笑ってる真白がむかつく。