私達は毎日、毎夜お互いを求め合い愛しても愛しても足りない程貪り合っていた。


その夜も激しく愛し合いながら私はふと思った。

阿部 定には性癖があった…。

それで深い快楽を楽しんでいたのだ。

私は中山の上で揺れながら両手で中山の首を軽く締めてみた…。


興奮している中山の男自身が更に硬くそそり立ち私に喜びを何度も与えてくれた。

この日から異常な私の愛が中山を捉え離す事はなかった。