「優美~プリ撮り行こっ!」


『いいよ♪プリなんて久し………!?』



優美はおどろいたようすで指をさした。



あたしは優美が指をさした方をみた。





「………えっ!?和也?なんで和也がこんなとこいんの?」






和也は女の人と歩いていた。




『ま・・・真紀ちゃん!?』




「真紀ちゃんって誰???」


『………あたしのいとこ。』


「えぇぇぇ!?あれ優美のいとこなの!?………和也!!」


『亜由美!?なんでここんなとこいんだよ!』


「それはこっちのセリフよぉ!」


『はじめまして、亜由美ちゃん。』


(はっ!?なんであたしの名前知ってんの?)
「はっはじめまして。」

『ところで真紀ちゃん。何やってんの?』


『今、和也と彼氏へのプレゼント一緒に選んでたの!………早く行こ!』