呼び止められて、まだ何かあるのかと立ち止まったベリルから若干の苛つきが見て取れて、少女は少し躊躇いつつもゆっくりとフードを取り払った。
さらりと流れ出た赤い髪は背中まであり、後ろで一つに束ねられ少女の幼い顔立ちを大人びて見せている。
複雑に揺れている大きな瞳はルビーを思わせる輝きを宿していた。
攻撃的な色とは対照的な柔らかい存在感に、あのときはつい驚いてしまったとベリルは互いに見合ったときの事を思い起こす。
ミレアは鋭いベリルの瞳に怖々としながら、意を決して前に出た。
「わたしたちを、助けてくださいませんか」
「ミレア様! いまなんと!?」
これにはベリルも驚いた。
追っ手を倒したとはいえ初対面の人間に、ましてや本当に傭兵なのかと疑うこともなく助けを請うほど困窮しているのか。
さらりと流れ出た赤い髪は背中まであり、後ろで一つに束ねられ少女の幼い顔立ちを大人びて見せている。
複雑に揺れている大きな瞳はルビーを思わせる輝きを宿していた。
攻撃的な色とは対照的な柔らかい存在感に、あのときはつい驚いてしまったとベリルは互いに見合ったときの事を思い起こす。
ミレアは鋭いベリルの瞳に怖々としながら、意を決して前に出た。
「わたしたちを、助けてくださいませんか」
「ミレア様! いまなんと!?」
これにはベリルも驚いた。
追っ手を倒したとはいえ初対面の人間に、ましてや本当に傭兵なのかと疑うこともなく助けを請うほど困窮しているのか。



