「なんだ、こいつ」
鮮烈かつ容赦のない闘いに、アレウスもミレアもあっけにとられた。
相手だって武器を持っていたはずなのに、いくら同じように武器を持っているからと言っても、これはさすがに強すぎる。こいつは一体、何者なんだ。
「死んだの、ですか?」
「ミレア様。お気になさらず」
アレウスは慌ててミレアの目を隠す。ひとまずは助かったものの、助けてくれた男が本当に善人なのかは疑わしい。
青年は転がっている五人の男を確認するとハンドガンを仕舞って二人に向き直る。
「ここから離れた方が良い」
「あ」
それだけ言うと遠ざかる青年に、少女は思わず手を伸ばしかけたがその手をすぐに戻した。
「銃声に通報した者がいるかもしれません。ミレア様、行きましょう」
「そうですね」
アレウスの声に応えつつ、やはり諦めきれないのか、小さくなっていく背中を足早に追いかけた。
鮮烈かつ容赦のない闘いに、アレウスもミレアもあっけにとられた。
相手だって武器を持っていたはずなのに、いくら同じように武器を持っているからと言っても、これはさすがに強すぎる。こいつは一体、何者なんだ。
「死んだの、ですか?」
「ミレア様。お気になさらず」
アレウスは慌ててミレアの目を隠す。ひとまずは助かったものの、助けてくれた男が本当に善人なのかは疑わしい。
青年は転がっている五人の男を確認するとハンドガンを仕舞って二人に向き直る。
「ここから離れた方が良い」
「あ」
それだけ言うと遠ざかる青年に、少女は思わず手を伸ばしかけたがその手をすぐに戻した。
「銃声に通報した者がいるかもしれません。ミレア様、行きましょう」
「そうですね」
アレウスの声に応えつつ、やはり諦めきれないのか、小さくなっていく背中を足早に追いかけた。



