翌日も、 その翌日も、 冬月さんとは連絡もつかず、 上司と相談して、彼女の家に行くことになった。 会社から車で15分ほどの彼女のアパートは、 もぬけの殻だった。 元々、 家具なんかは無かったのか。 それでも、 生活の跡は伺えた。