「ちょっと、待ちなさいよ!」

あなたの背中に突き刺すように放った言霊

☆★☆★☆★

今のは確かにヒットした


立ち止まって思わず振り返る


君の目は……輝いている?

★☆★☆★☆

「どうして分かってくれないのよ?」

マシンガンは弾が残って無い模様


『これから相手の懐へ飛び込みます、今までありがとう』

狙いを定めて!


そのハートに……


☆★☆★☆★


「あんたの事が好きなんだからぁ!!」


撃ち抜かれた


見事に貫通


熱を帯びる脳内


★☆★☆★☆


「やっと言ってくれたね。それが聞きたかった」


笑顔だけ残してそのまま彼は立ち去った


入れ替わりに講義が始まる合図が迎えに来た


☆★☆★☆★


いい感じに命中した


まだ心臓が跳ね回っている


自分の放熱を肌で感じる


区切り?始まり?


いや…………




続くんだ




淡々と




ただただ…………




あいもかわらず君から飛出してくるであろう言霊が


これからは楽しみでしょうがない