「まぁまぁ。良いじゃない。ほら、由美。 翼の横に座りなさいよ。」 と、今にも突っ掛かりそうなあたしをママが止めに入る。 「……だってよ。」 ヘンっと偉そうに言う翼に怒りを隠しながら横目で睨み付け、仕方なく横へ座った。 あたしは朝食にトーストと甘めのアイスココアを頼んだ。 「ココア好きなの?」 翼が横でお店のメニューを頬杖ついて見ながら、あたしと目を合わせて聞いてきた。