えっ?!翼? 「…や、あの……」 あたしは翼に振り返る。 「やっぱり…。」 そう呟いた翼は、あたしの方まで来て無理矢理に受話器を取った。 「俺は絶対ぇに認めねぇからなっ!!」 ―…ガチャンっ! 思いっきり電話を切って、ソファに座った翼。 なに? どうしたって言うの? 「…翼、どうしたの?」 「ごめん。」 何で、謝るのよ。 なんなの? 聞きたいのに、何だか怖くて……。 聞いたら、何か変わるの?