「そう、なら良いんだけど。」 「…………」 ホッと胸を撫で下ろしたのも束の間。 「…由美、」 あたしより先にリビングへ向かおうとしたママが、あたしに背を向けたまま…… 「…由美は、翼のコト好き?」 「ぇ………?」 あたしは、少しだけ目を見開いた。 「…翼を好きかどうか聞いてるだけよ? …勿論、従兄として好きなのよね??」 もう、ワケが分からない。 …泣きそうになった。 けど、グッと堪えて… 「…ぁ……、 当たり前じゃない。」 俯いて、答えるコトしか出来なかった……。