「ふ〜ん。兄貴がね(笑)。」 とクスクス笑う、流ちゃん。 「スカートも似合うわね、由美ちゃん。」 、と叔母さん。 「そう。翼が選んだの。」 ママが発した言葉に、何気なくまた顔を見合わせた翼とあたし。 あからさま、作ったような声のトーンと、笑顔。 ホントに、冗談じゃなくて…怖かった。 …自分の気持ちがバレそうになるのが………。 ―…… 「じゃあ、ガソリンが無くなりそうだから、スタンド行ってくるね。」 そう立ち上がったのは、お姉さん夫婦。