893〜ヤクザ〜

「お前テキ屋手伝わへんか?」



「は……はい!?テキ屋っすか!?」



突然の言葉に、口をポッカリと開けてしまうわし。


「おータコ焼きや。明日の朝うちの事務所来い。」



「え?俺だけっすか!?」



「そうやお前だけや。」



「えっ……」



「逃げたらシバくぞ。ほななー。」



「えっ!!ちょっと待っ……」



わしの返事も一切聞かぬままに、本田君は店外へと消えて行った。