あまりに螢と七瀬が熱々だから、いたたまれなくなった俺、さっさとココア飲んで退散したね!
ココア、これポイントだぜ!
女の前で飲むと、「案外可愛いの頼むんだ~!」とかなんとか、年上のお姉さんにはかなり効くわけよ。うん。
で、カフェを出た俺は街をぶらぶらしながら考えてたんだ。
螢のどこがそんなにいいんだろ?ってさ。
結局答えはありきたりで。
あの照れた時の真っ赤なほっぺが吸いつきたいほど可愛い、とか。
七瀬のこと話してる時の幸せそうな顔を泣かせてやりたいなぁ、とか。
押し倒したいなぁ、とか……ってヤベ!
言い過ぎました申し訳ない!
はい流して流してー!!
でさでさ!ぼんやりしてたらいつの間にか夕暮れ迫る時間になっちゃってたんだよ!
俺時間無駄にしたーっ!とか思ってさ。とりあえずゲーセンにでもーと思いついて歩き出したその瞬間!!
天使が現れたわけよ!
あ、魔王もオマケについてきたけどさ。