「おい、キモいオッサン。この状況を早く説明しろよ、でないとただじゃすまないけど」


彩都が自分の頬をパチパチ叩きながらも東條を睨んだ。


「てかサイト!!オマエなんでショウと遊んでんだよ!俺もオマエと遊びたかったのにっ!」


「あ?!だって今日ショウと会うのは前から決まってた予定だし、だいたいオマエ毎年クリスマスは女と遊んでんだろ!」


「今年は違うんだよ!」


「フラれたんだぜ~、コイツ。いい気味だよな」


「うっせぇ、タキ!!」


どうやらガキの喧嘩が始まったようですが……そんなことをしている場合かい?


ほらほら、そこでフルフル肩を震わせてるリーダーが……。




「じゃかぁしい!おんどりゃあ!!」




あーあー、ショウさん大爆発。