さて、開演時間5分前。
楽屋ではトップを飾る“音速メテオロイド”の3人が準備万端で待機しておりました。


「んーーっ!!ワクワクするっ!!」


「はいはい、落ち着いてくださいよナオヤさん」


今にもステージに飛び出して行きたそうなナオヤの、その袖を引っ張るハルタがいた。


と、スタッフの彼らを呼ぶ声がする。


「うっしゃ!アッキー、ハルちゃん行くよー!!」


駆け出さんばかりの勢いでナオヤが楽屋を出て行く。
その後をついていく二人。


やっとクリスマスライブの始まり。


長かったぁ~!!
メインこれなのに!どんだけ前ふり長いの私?!