「PRISONERの紅志さんと歌夜さんですよね?!ファンなんです!!」
キラキラした目で自分たちを見つめてくる螢に、歌夜と紅志は心の中がパニック。
うは!握手だって!すごい、初めてだよ~っっ!
俺らそんなに有名?!マジで?!
嬉し恥ずかしの二人に対して螢はニコニコ笑って手を差し出している。
紅志は照れくさかったけれどその手を握ってやった。
「あ、ありがとう」
「うわー!ありがとうございます!俺メンバーの中で紅志さんが一番好きなんですよ!めっちゃかっこいいです、これからも頑張ってください!!」
握った手をブンブン振って頬を赤くさせている螢を見ながら紅志はポリポリと頭を掻きながら困惑していた。
何故って?それは……。
ちょ、めっちゃ睨まれてるんだけど?!
特に黒髪の美形の奴、めっちゃくちゃこえぇ!!てかなんで歌夜まで怒ってんだよ!!
二つのテーブルの間にブリザードが吹き荒れていた。



