全くわからなかった


君のクラスメイトのボクの先輩に聞いてみた


“あいつ、お前の賭けの対象にされたって言ってたぞ”


その言葉を聞いた途端、ボクは先輩にお礼を言うのも忘れ、君の元へと走った



すぐ隣のグラウンドのスペースで部活をしている君の元へ



ボクは君を見つけ、抱きしめた


君はボクから離れようと、必死に体をよじっていた



ボクは君の耳元で言った



“先輩のこと本気っすよ 賭けの対象なんかじゃありません”


すると君はさらに怒って証拠はあるのかと喚きだした


ボクは賭けをしていた友達のところへ君も一緒に連れていき言った



“あの賭け、やっぱやめようぜ お前も俺みたいになりたくなかったら”



友達はすぐに了承してくれた


そしてボクは君にこれで許してと言い、また抱きしめた


君はうんと言いボクの背中に手を回してくれた




好きです


先輩