何やってんだよ!コイツ…


「おい!小林…」


俺は抱きついてきた小林を無理矢理放した


「お願い…」


「お願いって?」


俺は仕方なく馬鹿のフリをする


「だから…その…」


言い終わる前に、もう1度はっきりと断ることにした


「誰かに見られたらどうするんだ?誤解されるの俺、困るんだよ」


「困るって…」


「何度も言うが、俺は結婚してるし、先生だぞ!お前は生徒だ。誤解されたらどうなるか…」


「だって…我慢出来なくて…結婚してるのは知ってます。でもバレなかったら…友達だって他の先生と関係持ったりしてます!」