ユキノカケラ

4人でバカみたいに、はしゃいでいた。



ひゅー…

ドーン!!


「始まった!――めっちゃきれい!」


「ホンマ……きれい。」


私たち4人は花火に見とれていた。


「彩奈…。」


「ん?」


突然優が話しかけてきた。


ちょっと、そんなに見つめんでよ。


「あの花火より彩奈の方が……。」

「えっ!?」


な、何だ何だ!?





「ブサイク。」